こんにちは。
12月に新しいグランドピアノを購入しました。
ピアノは主に木と金属でできており、気温、湿度の影響をもろに受けます。
基本的には「人間が快適な気温・湿度」がピアノにもベストなのですが、気温の違いはまだしも、湿度の違い、というのは肌感覚で分かりにくい。
部屋の湿度が30％だったとしても「アラ、今日カサカサだわ。」なんて思わないし、湿度が70％でも「あらま、今日は何だかべたつくわ。」などど思わない。流石に湿度が10％だとか、100％だと感覚的にもわかるのだろうが、人間は鈍くできているのだなぁと思う。
せっかく新しいピアノをお迎えしたのだから、ピアノを、この可愛い子を大切にしてあげよう、と除湿機を購入しました。ちょうど10年戦士だった除湿機が壊れたところでもあったので。
私は個人的な趣味かつ仕事の参考に、SNSで調律師の方をフォローしたり、調律師の方のブログを読み漁ることが多いのですが、そこで頻繁にに登場した三菱の除湿機を素直に購入。水タンクのところが水滴型で可愛い。
届いたその日は終日雨が降っていました。部屋で電源を入れると湿度表示が「75％」。思わず「ヒィ」と声が出ました。ガンガンに使っているとあっという間に50％まで下がり感激しました。（これで梅雨と夏も乗り切れるぜ！）
そうは言っても今は冬。たまたまこの日の湿度が高かっただけで、翌日からはリビングが砂漠化、湿度は30％から動かない。今まで使っていた加湿器（小さい）をフル稼働しても30％から動かない。これは30％切っているな……？
ああ、もう、なんて手の掛かる子！可愛いピアノちゃん……。
次は加湿器の購入です。
今まで使っていた加湿器のキャパは「6畳用」。元々は寝室用に買ったことをすっかり忘れていた。リビングでは焼石に水、満足いく湿度になるわけもない。
思い切って19畳（！）用を購入。これもまた調律師さんのブログを読み漁り……（発信ありがとうございます！！）
今までの大きさもキャパも2倍くらいあるヤツがででん、と鎮座している。
最新家電の手を借りて、我が家の誰よりもダイジダイジされているピアノなのであった。
いや、手は掛かるけれど、この綺麗すぎる音色を楽しむためには可愛がらざるをえない。
手の掛かる子ほど可愛いというけれど。大変なのも確か。いや、頑張ってくれているのは私ではなく家電なのですが。
湿度に気をつけるとかなり違うそうなので、何だか……早く梅雨になって、ガシガシと除湿機をフル稼働させて湿度を下げてあげたいっ……！というよくわからない感情になっている今日なのでした。
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