ある日、生徒から言われました。
「先生!ピアノ習ってるの?先生の先生、いるの?」
「先生ピアノ弾けるの?」とも言われたこともあります(笑)おいおい(笑)レッスンでも弾いとるやんけ!
……と思うのですが、私がレッスンで弾いていたとしても初歩の教本の曲をお手本で、ということも多く、例えばYouTubeで見かける奏者のように“弾ける”、とは思いもよらないらしい。
生徒からしたら私は「ピアノを教えてくれる人」であり、「ピアノを弾ける人」とは分けて考えているようです。
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こんにちは。
横浜市東戸塚駅周辺 出張ピアノ教室&家庭教師《よしのピアノ教室》です。
5月は体験レッスンの問い合わせを頂いたり、生徒が増えたりと充実した1ヶ月となりました。
古典的かな?と思った紙の宣伝もなかなあ侮れないなあ……と、このデジタル化社会のなかで古典的な芸術を日々愛している身としてはしみじみそう思うのでした。
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では話を戻して。
結論「先生(私)はピアノを習っています!」
普段はピアノを教える立場ですが、私もまた習う側なのです。
生徒として、発表会にも出ます。コンクールにも挑戦しています。
なぜ習っているか。
私の場合は、
・他人に演奏を聴いてもらうことが好き
・他人の客観的な目に常に晒されていたい
・もっともっと上手くなりたい
・ピアノを習う当事者でいたい
から、ですね。
指と頭が働く限り、死ぬまでピアノが弾けます。死ぬまでやり続けられることってなかなかほかないですよ。だから10年、20年……とこの先も積み重ねて出来るだけ上手になりたい!まだまだ上手になれるはず!(すごい自信だ)その一心で練習しています。
ちなみに今練習している曲は
J.スーク:夏の印象
ガーシュウィンの楽譜、表紙がめちゃくちゃ摩天楼でTHE・NYですね……
ガーシュウィンはコンクール本番が今週に迫っております。ドキ
《夏の印象》は絶対夏に弾くって決めていたんだ……
チェコの夏がどんなふうなのか知りませんが、真夏の高い太陽が照りつける公園、陽炎立つ長い道、汗で濡れる子供のおでこ……眩しい夏がふわっと浮かび上がる佳曲です。
レッスンで忙しくてそれどころじゃない!という先生、自分は演奏はそれほど、教える専門です、という先生、……実際は色々だと思います。先生に定期的にレッスンを受けているピアノの先生ってどれくらいいるんでしょう?統計があったら知りたいです。
クラシック音楽の世界は遡れば長く、埋もれている作品から誰もが知る有名作品まで全く数え切れるものではなく、現代に生きる作曲家も新しい作品を生み出しています。100歳まで長生きできて、ずっとピアノを弾けるくらい健康だったとしても……。すべてのピアノ作品を弾くことはできません。
それでも、出来る限りたくさんの美しい音楽に出会いたいなぁと日々思うから、その喜びを知っているから、やめられないのです。
そんな気持ちを皆さんと共有したくて、この仕事をしています。
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